平成24年3月に18F-FDG PETが心サルコイドーシスの炎症部位診断として保険適応となり、日本心臓核医学会では検査の手引きの刊行など検査の普及に向けて取り組みを続けてまいりました。この度、令和2年3月5日付けで厚生労働省から令和2年度の診療報酬改定について発表がありました。今回の改訂では「心サルコイドーシスの18F-FDG PET保険適用拡大」が認められております。本適応拡大につきまして、その該当部分とアクセス先URLをご案内いたします。従前の記載に加えて、下線部分が新たに追記されています。他臓器における組織診断例で心電図或いは心エコーでの異常所見を認める場合となりますが、心サルコイドーシス疑い症例の診断にも保険適応が認められました。

抜粋
「E101-2 ポジトロン断層撮影」
(2)2. 心疾患
虚血性心疾患による心不全患者における心筋組織のバイアビリティ診断(他の検査で判断のつかない場合に限る。)、心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、かつ心臓病変を疑う心電図又は心エコー所見を認める場合に限る。)又は心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者に使用する。

厚生労働省の令和2年度診療報酬改定の全ての告示・通知の掲載されたURL
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00027.html
当該PETの内容は、 
「令和2年3月5日 保医発0305第1号 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知)」にあり、PET関係も含めた通知全文のURLは下記となります。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000603981.pdf
18F-FDG PETの心サルコイドーシスは349ページにあります。「E101-2 ポジトロン断層撮影」をご覧ください。