要点
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散乱補正方法:Triple energy window (TEW)法
- メインピークエネルギの両側,もしくは片側にサブウインドウを設定する.
- Tl-201:(メイン)71keV±10,(サブ)メインピークの両側に7%
- Tc-99m:(メイン)140keV±10,(サブ)メインピークの下側に7%
- サブウィンドウ画像に対してフィルタ処理を行った後,メインエネルギ画像より減算する.
サブウィンドウ(low) | メインウィンドウ | サブウィンドウ(high) |
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- 下図の上段は散乱線補正後の短軸像,下段は未補正の結果である.
- バックグラウンドのノイズが低減し、像の輪郭が明瞭に表現できる.
- 散乱補正だけを用い、同時に減弱補正を行わない場合には、心筋内腔のコントラストは良くなるが、下壁のカウントが低くなる.
[KO: 2010.08.01]